Plugin on XDC × Chainlink on ETH 日本語
はじめに
PLUGIN on XDCNetwork
もしあなたがXDCに関心があるのであれば、ぜひPLIについても調べてください。PLIはXDCネットワーク上の分散型オラクルPluginのネイティブトークンです。XDCとPluginとの関係は、イーサリアム上の分散型オラクルChainlink(LINK) の関係と同じになります。ここにきて、XDCの価格が高騰していくのに比例してPLIの価格も高騰しているのは、その事実を理解している人がいるからでしょう。
XDC + PLUGIN in ドバイ
XDCとPluginとは、UAEのドバイを拠点にしており徒歩でもいける距離にあります。そしてPluginチームは、XDCチームと常に情報を共有しながら、オラクル開発を進めてきました。XDCとPluginとは、これからもずっと共に歩んでいく、まさにgoto partnerなのです。 ブロックチェーンには、分散型オラクルが必要なのは明白です。そしてブロックチェーンには、先駆者であるChainlinkという分散型オラクルが大きなシェアを占めています。
オラクルが複数必要な訳
しかしながら、Chainlinkが存在すれば、他のオラクルは必要ないというわけでは絶対にありません。それは新たな問題を生み出すからです。 というのも、もしもChainlinkだけが利用できる場合、Chainlinkの存在そのものが単一障害点になります。つまりChainlinkが故障した場合には、ブロックチェーンのシステム全体が利用できなくなります。 それを避けるために、今後のブロックチェーンでは、複数の分散型オラクルを利用することが極めて重要になるのです。
ChainlinkからPluginへ
XDCネットワークは、以前はChainlinkともパートナーとして選んでいた時期もありましたが、それはPluginが生まれる前の話です。XDCネットワークに完全に適応している分散型オラクルPluginが願われて誕生したことで、XDCとPluginとはお互いになくてはならない重要なパートナーになっています。XDCの価格が高騰していくのに比例して、PLIの価格も高騰しているのは、その事実を理解している人がいるからです。しかし、その事実を知っている人はまだまだ少ないです。
では、ここからはPluginとChainlinkの比較としてデータフィード利用料に付いて掘り下げて見てみましょう。
データフィード利用料について
Chainlinkのデータフィードを利用する際、LINKトークンの料金(オラクル手数料)は主要取引所がスポンサーとなって支払っているために免除されています。このことは、考えようによっては、大手取引所で手数料を支払っている私たちユーザーが、手数料としてのLINK代を支払っているとも考えられます。
そのような訳で、実際にChainlinkのデータフィードを利用するを費用は、Ethereumガス料金だけということになります。
ユーザーが分散型オラクルのデータフィードを利用するためには、オラクル手数料(Oracle fee)とトランザクション手数料(transaction fee)の両方が必要です。
したがって、ユーザーが分散型オラクルのデータフィードを利用する際には、オラクル手数料とトランザクション手数料の両方を支払う必要があります。
データフィード利用料 = オラクル手数料 + トランザクション手数料
Data feed usage fee = Oracle fee + Transaction fee
Chainlinkのデータフィード利用料
とはいえ、Ethereumガス料金は、かなり高額になることがあります。私が今先ほど確認したところ、ETH/USDのデータフィードでは、あるノードではガス代は$6.36でした。
そのためChainlinkのデータフィード利用料は次のようになります。
Pluginのデータフィード利用料
一方、Pluginのデータフィード利用料については、まずXDCネットワーク上のトランザクション費用はほとんど0に近いです。さらに、XDCネットワーク上の取引は高速かつ安全であることも忘れてはなりません。
次にPluginのオラクル手数料については、シングル(1つのAPIからデータを取得)には0.1 PLIがかかります。そしてこの記事を執筆している時点で、1PLIの価格が$0.13であるために、オラクル手数料はたった$0.013 (0.1PLI)の費用しかかかりません。
そのためPluginのデータフィード利用料は次のようになります。
PLIが$0.13の場合
従って、現時点(2023/08/15)では、PLIの価格は$0.13で、オラクル手数料は0.1 PLIです。それでETH/USDの価格を取得する場合の費用は以下になります。
- Ethereum + Chainlink : $6.36 (ETH gas)
- XDCNetwork + Plugin : $0.013 (0.1 PLI)
PLIが$1.30の場合(×10)
では、PLIの価格が高くなったら、Pluginデータフィードは使いにくくなるのでしょうか?検証してみましょう。仮にPLIの価格が現在の10倍になり、$0.13から$1.3になった場合のデータフィード利用料を考えてみましょう。
- Ethereum + Chainlink : $6.36 (ETH gas)
- XDCNetwork + Plugin : $0.13 (0.1 PLI)
PLIが$13の場合(×100)
さらにPLIの価格が100倍になり、1PLIが$13になった場合のデータフィード利用料を考えてみましょう。
- Ethereum + Chainlink : $6.36 (ETH gas)
- XDCNetwork + Plugin : $1.3 (0.1 PLI)
XDCNetwork + Plugin は依然として大幅にコスト効果が高いです❗
🔥🔥ちょっと待って !! 🔥🔥
もしもPluginのバリデーターがオラクル手数料0.1 PLIを引き下げるとしたら?コストを0.08, 0.05, 0.03, さらには0.01 PLIへ引き下げたとしたら、どうなるのでしょうか?ここからはそのシナリオを考えてみましょう❗
Plugin Validator -コストの柔軟性-
もしあなたがDeFi運営者ならば、おそらくオラクル手数料が低いフィードを利用したいと思うでしょう。Pluginの場合、オラクル手数料はバリデーターによって決定されます。そしてPluginのアグリゲーター(複数の異なるAPIから価格を取得し集計された価格を提供するシステム)は、バリデーターを評判(reputation)に基づいて選択し、低価格で分散集約された価格を提供します。そのため、バリデーターは手数料を下げて利用を増やそうとするのは道理にかなっています。少なくとも、私ならそうします。
XDCとPluginの場合、PLIの価格があがり、DeFi運営者が使いづらくなれば、バリデーターがオラクル手数料のコストを下げればよいだけなのです。
この画像はPlugin Validator ポータルサイト内の "Manage Jobs" の画面です。ここにCostという項目がありますが、これはオラクル手数料のことです。
Plugin Validator -健全な価格競争-
バリデーターがオラクル手数料を決定するというオプションは、価格に基づく健全な競争をもたらします。当面の間は、シングルのAPIリクエスト(1つのAPIからデータを取得)の場合であれば、手数料はおおよそ0.1 PLI 程度になるだろうと思われます。しかしながら、PLIの価格が上昇したとすれば、その時は0.1 PLIというコストを0.08, 0.05, 0.03 さらには 0.01 PLIへと下げればよいだけです。その頃には、バリデーターは十分に利益を得ているはずです😊
オラクル手数料を下げた時
では、具体的にあるバリデーターがオラクル手数料を0.1から下げた場合のシナリオを考えてみましょう。
- Ethereum + Chainlink : $6.36(ETH gas)
- XDCNetwork + Plugin : $1.3 (0.1 PLI)
- XDCNetwork + Plugin : $1.04(0.08 PLI)
- XDCNetwork + Plugin : $0.65(0.05 PLI)
- XDCNetwork + Plugin : $0.39(0.03 PLI)
- XDCNetwork + Plugin : $0.13 (0.01 PLI)
Chainlinkと比べた時に、いかにPluginを使ったデータフィード利用料が安いのかがわかります。繰り返しますが、しかもより高速かつ安全であるという点も見逃さないでください。
ガス代を下げられない Chainlink on Ethereum
しかしながら、ETHとLINKの組み合わせは、どうでしょうか? 今のように主要取引所がスポンサーとなってChainlinkデータフィードサービスを無料で提供したとしても、イーサリアムネットワークのガス代を減らすことは容易ではないのです。
Enabling Access to the Web3 Realm with Plugin
Pluginを活用してWeb3領域へのアクセスが可能に
そして特筆すべき最も重要なことは、XDCNetwok上の分散型オラクルPluginは、費用対効果とコスト効率が非常に優れているために、Ethereum上のChainlinkのように資金豊富な企業やプロジェクトだけが活用できるというものではなく、資金に限りのある中小企業やプロジェクトにもWeb3テクノロジー参入の機会を提供します。これはXDCとPluginの機能を活用することで実現されます。
XDCNetwork + Pluginの機能を活用することで、資金に制約のある中小企業やプロジェクトにもWeb3テクノロジーに進出する門戸を開くことになるのです。それによりWeb3世界は本格的に到来することになるのです。Pluginは、まさにゲームを変える存在なのです。
さらにPluginは、プロジェクトをさらに進化させるためにノードを1.0から2.0 へと大きくバージョンアップさせます。Plugin 2.0 では、チェーン間に障壁はなくなりました。マルチチェーンの互換性が導入され、これまでにない方法で複数の EVM チェーン間での相互作用と統合が可能になります。その他にも多くの機能を備えた分散型オラクルへと進化します。
Plugin CEOのVinod Khurana 氏は、Pluginは20年先を見据えてプロジェクトを進めていると繰り返し発言しています。あなたも20年にも及ぶ素晴らしい旅を楽しんでください。そして、これからもXDCNetwork上の分散型オラクルから目を離さないでください。
著者: @11ppm
謝 意
この記事の表紙画像は、素晴らしい才能を持つCoinCowさんに作成していただきました。彼のクリエイティブなアイデアと技術に感謝しています。もし、あなたも素晴らしいデザインやグラフィックを必要としている場合は、CoinCowさんのサイト(linktr.ee/coincowart)をぜひ訪れてみてください。彼の作品は本当に素晴らしいものばかりです!